2013年09月19日

フルオモ(古いけど面白い)ゲームレビュー 3.Burger Shop 2

古いけど面白いゲーム、といったらこれをあげないわけにはいかないでしょう。
いわゆるタイムマネジメントゲームのなかではいちばん好きなゲームです。


Burger Shop 2

タイムマネジメントゲームのバリエーションで、たまに登場するのが「素材(材料)あベルトコンベアに乗って流れてくる」というタイプです。
プレイヤーは、ベルトコンベア上の素材の中から必要なものを選んで集め、料理や製品を作ってお客さんに提供します。

この「Burger Shop 2」も、そんなベルトコンベアタイプのレストラン系タイムマネジメントですが、とにかく操作が軽快でストレスがたまらず、さくさくと遊べます。



タイムマネジメントのなかには、わざと操作の手順を複雑にして操作ミスを誘い、ミスするとそれまでの手順が台無しになってしまうことで難易度をあげるようなタイプのものもありますが、このゲームはそういうものとは無縁で、料理ができあがったら右クリックで勝手に適切なお客様のところに飛んでいく(笑)など、不要なミスをしないように配慮された操作系になっています。作った料理が間違いでも、戻したり捨てたりストックしたりといろいろなかたちでリカバリーできるので(時間はロスしますが)致命傷にはなりません。

こういう親切な操作系で快適にプレイして、どんどん店の什器をグレードアップしていったり、新しいメニューを導入したりすることで、だんだん忙しくなっていきます(笑)。
でも、先にもかいたとおり、「忙しく」はなりますが、「わけのわからない複雑な操作」にはならないところが、このゲームのいいところです。

このゲームは、古いタイムマネジメントのなかでは例外的に、BFGのユーザー評価のスコアが高いゲームでもありますね。
一度遊んでみたら、その高い評価にも納得するのではないでしょうか。

ぜひ試してみてください!

2013年08月04日

意外と悪くない?「Farm Frenzy 4」

BFGのユーザーレビューはかなりひどいことになってますが、遊んでみるとそうでもないですよ。


Farm Frenzy 4

農場系タイムマネジメントのファームフレンジーは、かつては一世を風靡した人気ゲームでした。

が、「乱発」といっていいほどたくさんでる新作が、どれもまったく代わり映えしないゲーム内容(見た目が変わるだけ)であったために徐々に勢いを失い、さすがにマンネリがある程度許されるカジュアルゲーム界においても、あまりのマンネリで飽きられるといったような状態になっていました(というのが私の認識です。このシリーズが好きな方にはゴメンナサイ)。

私も、このゲームはBFGに来て最初に買ったタイムマネジメントゲームの1つでしたし(確か買ったのはファームフレンジー2だった気がします)、シンプルで分かりやすく、それでいてレベルが進むに連れてどんどん難しくなるチャレンジングな難易度は、カジュアルゲームの優等生的な作りだと思っています。


ファーム フレンジー 2

さて、そして出てきたこの「Farm Frenzy 4」ですが、ここへきてようやく全面的にゲーム内容が刷新されました

その最大の変更の1つが、フルポリゴンの3Dゲームになった(笑)ということです。
まるで初代プレステのようです(笑)。
そして、舞台設定がだんだんトンデモっぽくなっていったこれまでのシリーズとはうってかわり、ごくオーソドックスな農場が舞台になっています。
その農場に遊びに来た子どもが農業ロボの助けを借りて初めての農業に挑戦する…みたいなストーリーになって、明らかに「今回はじめてこのシリーズで遊ぶ人」を意識したつくりになっています。
恐らく、最近の新作では、これまでファームフレンジーシリーズを遊びこんだ人しか手を出さなくなって、ダウンロード数がジリ貧だったのではないかと思われます。

そんなわけで、これまでのマンネリファームフレンジーをいったんリセットして、まったく新しい農場ゲームとして生まれ変わったファームフレンジー4ですが、BFGのサイトを見てみるとユーザーレビューは非常に低くなっています。
まあ、ゲームがポリゴンになると大体操作性が大雑把になったり操作への反応がワンテンポ遅れたりすることが発生して、「やりこみゲーマー」的にはゲーム性が落ちた、といった評価になることが多いので、今回の評価もそういった状況なのでしょう。

でも、私は最近のファームフレンジーのマンネリさには飽きていたので、今回の「4」はとても新鮮に遊べて、評価も高いです。
ポリゴンになったがゆえの操作性の悪化も気にならないですし、逆にビジュアル的には「進化」した印象で楽しく遊べます。
また、すなおに「農場ゲームの新作」として色眼鏡をとおさずに遊んでみると、普通に操作性もよくテンポよくあそべる良作に仕上がっていると思います。

というわけで、私はこの新しい「ファームフレンジー」、好きです。

BFGのレビューを見てダウンロードもせずに見送ってる方も少なくないんじゃないかと思いますので、せっかくなのでこのエントリで、「いやいや、なかなか新鮮で面白いから、とりあえずレビューは気にせずに、興味をもたれたならお試ししてみませんか?」と書いておきたいと思います。(^^)

2012年11月04日

「ゴースト・モール」はスーパー系TMゲーム初の日本語化!

こんなゲームが出ています。


ゴースト・モール



このゲームは、典型的な「スーパーマーケット系タイムマネジメント」です。

プレイヤーは、スーパーマーケットの従業員になり、商品の補充をしたり、レジ打ちをしたり、万引きを防いだり、床に落ちたゴミを拾ったりと、店内を走り回ってあらゆる仕事をしながら、できるだけ多くのお客さんにスムーズに買い物をしてもらうのがゲームの目的です。

基本的には「選ぶ」「考える」といった要素がなく、ひたすらクリックしまくるゲーム性であることがほとんどなので、タイムマネジメントゲームとしては難易度が低く、遊びやすい傾向です。

もともと、割とポピュラーなジャンルのタイムマネジメントなのですが、これまでBFGでは日本語化されたものがないようなので、日本のBFGサイトを利用されている方には新鮮に映るのではないでしょうか。

実際ゲームを遊んでみると、操作性もよく、やるべきことも明快で、難易度も低めに設定されているので、スーパーマーケット系ということに限定せず、「タイムマネジメントの入門ゲーム」としてとてもよくできたゲームになっていると思います。
先ほども書いたとおり、やるべきこと(商品を補充する、レジを打つ、etc)はゲーム画面を見ただけですべて分かりますし、それらへの対応は考えたり選んだりすることなく「クリックする」だけでできますので、「とにかくクリックしまくる」だけで遊べます(スコアを上げようと思うとクリック順とかタイミングを考えなければいけませんが)から、小さいお子さんでも遊べるのではないでしょうか。

日本語BFGサイトに、また誰にでもおすすめできるタイムマネジメントが1つ増えた、そんな感じがします。

ちなみに、米国BFGサイトにある、定番のスーパーマーケット系タイムマネジメントには、以下のものがあります。


Supermarket Mania 2


Supermarket Management 2

2012年11月03日

さようなら、Dashシリーズ。

当ブログをずっとご覧になってくださってる方は、私がつい先日、PlayFirstのDashシリーズ(ダイナーダッシュ、ウェディングダッシュ、クッキングダッシュ、ホテルダッシュ等)を特集したエントリを投稿したことを覚えていてくださるかもしれません。

実はこのエントリには、伏線がありました。

というのも、今回、BFGのサイトから、これらDashシリーズがすべてなくなってしまうことになったからです。

残念ながら、もう、ダッシュシリーズはBFGサイトからは買えなくなっています(ついでにPlantasiaも)。

PlayFirstゲーム一覧(米国BFG)

PlayFirstゲーム一覧(日本)

ちなみに、既に購入済みのこれらシリーズのゲームについては、今後もマイアカウントのページから導入ファイルをダウンロード、インストールしてアクティベート可能だということです。

ちなみに、現状、DashシリーズはPlayFirst.comで購入可能です。

http://www.playfirst.com/category/dash

でも、このページも、あと10日ほどで何かが起こりそうです。

http://www.zdnet.com/playfirst-abandons-pcmac-market-for-greener-mobile-pastures-7000005434/

ということで、このシリーズのファンの方にはショッキングな状況になっていますね…。

私も、それほどDashシリーズが好きなほうではありませんが、特に「ウェディングダッシュ2」は登場キャラクターの雰囲気が大好きでたまに楽しんでいるので、残念な気持ちです。

今後は、PlayFirstのゲームは、iOSやAndroidなどのモバイル端末で遊びましょう!

2012年10月27日

わけあってDashシリーズ特集!

ちょっと思うところがあって、Dashシリーズの特集をやりたいと思います。

日本語BFGサイトで、ちょうど「ニコイチ」セールもやっていますから、気になっていたゲームがある方は、この機会にまとめ買いをおすすめします!

※ニコイチセールのクーポンコードは、標準版ゲームが「 STANDARD 」、CE版が「 COLLECTOR 」、有効期限は28日いっぱいです。


ダイナーダッシュ 5 BOOM

ダッシュシリーズの原点、レストランを舞台にした「ダイナーダッシュ」シリーズ、最新作は「5」です。


ウェディングダッシュ 4 エバー

結婚式を舞台にしたシリーズで、私が一番好きな「ダッシュ」シリーズです。


クッキングダッシュ3:スリル&スピル

ダイナーダッシュの派生系で、料理を出すところではなく作るところに重点をおいたレストラン系タイムマネジメント。


ホテル ダッシュ 2:ロスト・ラグジュアリー

ホテルを舞台にしたタイムマネジメント。宿泊客を部屋に案内して、荷物を運んで食事をケータリングして・・・と、舞台は違っても「ダッシュ」シリーズらしさは健在です。

2012年09月12日

「Boutique Boulevard」はBoulevardシリーズの新作!

ユニークなタイムマネジメントゲームがシリーズ化して新作が登場しました!


Boutique Boulevard

カジュアルゲームを長く遊んでいる方なら、このゲームのタイトルと画面の雰囲気で、このゲームが、「あのゲーム」の続編だということに気づくと思います。


ビストロ ストリート

日本語では「ビストロストリート」になってますが、もともとの英語タイトルは「Bistro Boulevard」、つまり「ブルーバード」の部分が共通で、シリーズ作だということが分かるわけですね。

さて、この「ブルーバード」シリーズ、1作目の「ビストロ」の最大の特徴は「ゲーム中は何もすることがない」ということでした。
ゲームとゲームの間のインターミッションが実は本当の「ゲーム」になっていて、このインターミッションのときに、新作メニューを作り、従業員を雇ったりトレーニングしたり、什器を購入したり内装をアップグレードしたりして準備万端整えて、「スタート」ボタンを押すとあとは閉店まで待っているだけ、という、およそタイムマネジメントとは思えない(というか純粋に思考型シミュレーション)ゲーム性でした。

その点については、今回の「ブティック」では、かなり変更が加えられています。

実際に店が開いている間も、プレイヤーは従業員をドラッグ&ドロップの操作であちこちに移動させて、接客やレジ打ち、品切れになった商品の補給などを行なわせなければならなくなりました。
(この点において、今回のゲーム内容はかなり「普通のショップ系タイムマネジメントゲーム」に近くなりました。)

一方で、インターミッションの間に新しい服を仕入れたり、従業員を雇ったりトレーニングしたり、什器をいれたり内装を変えたりするといった作業は「ビストロ」も「ブティック」もかなり似通っています。

全体として、「ビストロ」を楽しめた人なら、今回の「ブティック」も楽しめると思います。

個人的には、開店中は完全にほったらかし、という「ビストロ」の独自のゲーム性に魅力を感じていたので、今回開店中の操作が加わったことで「普通」になってしまった部分があるのは少し残念ですが、一方で従業員が増えてきたときに、たくさんの従業員をあっちへこっちへとドラッグ&ドロップしてプロセスを前に進めていく忙しさは、私の大好きな「メガプレックス・マッドネス」シリーズにも通じるものがあって、それはそれでゲームとしては面白いとも感じました。


メガプレックスマッドネス - 大ヒットオンパレード

ともあれ、なかなか楽しいゲームだと思いますので、よければお試し下さい。

2012年07月23日

今日のDaily Deal「Youda Safari」は日本語モードあり!

今日のDaily Dealになっているのは、タイムマネジメントゲーム「Youda Safari」です。


Youda Safari

このゲーム、内容としては、「Youda Farmer」とちょっと似ていて、見下ろし型のマップのサファリパークを舞台にm¥、次々と来るお客さんをクルマに乗せて「見たい動物」を見せて回る(クルマの行き先をクリックで指定して効率よく回るのがポイント)というタイムマネジメントゲームです。

ルールがとてもシンプルで、すぐ覚えられますので、タイムマネジメント入門的にもいいと思います(私みたいなタイムマネジメントが下手なゲーマーでも楽しく遊べます)。

しかも、このゲームが素晴らしいところは、なんと・・・

日本語化ができます。

といっても、BFG日本語サイトに翻訳版のゲームがあるわけではありません。
そうではなくて、このゲーム自体のオプションで、「日本語」が選べる、ということです。

シンプルで楽しく遊べて、日本語化もできるタイムマネジメントがDaily Dealで2.99ドルなので、これは試してみてもいいんじゃないでしょうか。

2012年05月29日

バーガーバッスルの新作、きました!

レストラン系タイムマネジメントゲームの傑作、「バーガー・バッスル」シリーズの新作ゲームが登場しました!


Burger Bustle: Ellie's Organics

今回は、大手バーガーショップのウエイトレスだった主人公が、化学物質だらけのハンバーガーに嫌気がさして自ら自然志向のハンバーガーショップを作って店舗拡大を目指す、というストーリーがついています。
まあ、この手のゲームはストーリーなんてあってないようなものですが(笑)。

私は、レストラン系のタイムマネジメントのなかでは、このゲームが大好きです。
というのも、「余計な作業をさせてプレイヤーを忙しくさせる」という要素をしっかり排除してあるからです。

このジャンルの有名ゲームのなかには、カウンターに並んだ客にメニューを持っていって、注文を聞いたら調理の順に調理途中の料理をあっちにこっちに移動させ、料理を渡したらお客の払ったお金をクリックで回収して…みたいに、「完全にパターン化されているのに毎回やらなければならない作業」をてんこ盛りにすることで、クリック作業を忙しくさせるようなゲーム性のものがたくさんあります。

私は、そういうのは好きじゃないんですよね。

それに対して、この「バーガーバッスル」シリーズは、お客はメニューを渡さなくても勝手に注文してくれるし、ハンバーガーができあがったら右クリック一発でラッピングからお客に渡すところまで自動、払われたお金も勝手に回収されるので「パターン化されたクリック&クリック」みたいな部分は極力ないようになっています。
だから、「注文された食事を正確に早く作る!」というところに気持ちを集中できます。
これが気持ちいいです。

同じように「余計な作業をさせない」レストラン系タイムマネジメントゲームの傑作に、同じくバーガーですが「バーガーショップ2」がありますね。これも大傑作中の大傑作です。


Burger Shop 2

せっかくなので、「バーガーバッスル」と「バーガーショップ」、まだ遊んだことがない方はぜひ両方遊んでみて下さい!

ちなみに、「バーガーバッスル」の第1作は日本語化されていますので、日本語版がいいという方はこちらから始めるのもオススメです。


バーガー・バッスル

2012年04月09日

「Dragon Keeper 2」は”素直な”タイムマネジメント!

BFG米国サイトで今日リリースの新作「Dragon Keeper 2」、会員向け先行リリースで遊んでみましたが、予想していたよりもずっと楽しくて、ついのめり込んでしまいました。


Dragon Keeper 2

ゲームは非常にシンプルです。

ドラゴンの卵を購入し、洞窟であたためると、ドラゴンの子どもが生まれ、洞窟内をうろうろと歩き始めます。
このドラゴンの子どもは、定期的に宝石を「産んで」くれるので、マウスクリックで回収します。
ドラゴンの子どもは一定間隔ごとに食料を欲しがるので、それに応じて食料を与えてやると、どんどん成長(レベルアップ)してより価値の高い宝石を産めるようになります。
ときどき、ドラゴンを狙った狩人が襲ってくるので、マウスでバシバシとクリックして退治します。
一定時間がたつごとに日が暮れて「1日」が終わります。
夜の間に、手に入れた宝石をお金に換え、食料を補給したり、卵を追加購入したり、食料庫や宝石箱をグレードアップしたりして、体制をアップグレードして、「次の1日」がスタートします。

こんな感じで、ドラゴンを育てて宝石を集めてアップグレードしていく、シンプルなタイムマネジメントゲームです。

難しい要素がほとんどないので、お子さんが遊ぶのにも向いているかもしれません。
(実際、シリーズ1作目のBFGレビューでは「Perfect for kids」みたいなレビューもありました。)

大人が遊ぶには、ほんの少しだけ単調かな?と思いますが、気軽に遊ぶ、という「カジュアルゲーム」の本来の姿を考えると、最近の複雑なタイムマネジメントに疲れたとき、ふと気軽に遊んでリラックスすることができる、貴重なゲームだとも言えるでしょう。

また、私のようにタイムマネジメントが好きだけど下手クソな人間には、願ったりの難易度のゲームです(笑)。

そんなわけで、このゲームは面白いな、と思ったので、開催中のセールを活用して、シリーズ1作目とあわせて2本まとめて勝ってみることにしました。


Dragon Keeper

こちらも、メインのゲーム性はほとんど同じです。
違うところは、宝石を売る画面くらいですね。
こちらの「1」では、手に入れた宝石で王冠などの宝飾品を作るという設定になっており、一方「2」では宝石を溶かして?魔法の薬?を作るといった設定になっています。
この画面に限っては、「1」のほうがよくできている気がしますね。
ボリュームは、2のほうが1よりもあるようです。

2012年02月06日

「エンパイヤー」シリーズ新作が日本語化!

BFG日本サイトに、「エンパイヤー」シリーズの新作が登場しました!


ホテルエンパイヤー ベガス

この「エンパイヤー」シリーズというのは、ビルド系のタイムマネジメント(やや戦略系)ゲームなのですが、英語の元タイトルには「Empirer」なんて名前はついていなくて、全部「Mogul」という名前のついたシリーズだったりします
このゲームも、元のタイトルは「Hotel Mogul Las Vegas」ですね。

ちなみに、このゲームのこれまでのシリーズでは、「バカンスエンパイヤー」と「スキーリゾートエンパイヤー」の2作品が、ほぼゲーム性が同じで、レベルごとに決められた、宿泊客と観光客、それに収入といった数値の目標をクリアしていく、戦略性・パズル性がかなり高いビルド系タイムマネジメントゲームとして、個人的大傑作ゲームとして高く評価しています。
(あまりビルド系をやらない私にしては珍しく、2周目・3周目と遊んでしまうくらいの面白さでした。)


スキーリゾートエンパイヤー


バカンスエンパイヤー

これら2作品と比べると、今回の「ホテル」エンパイヤーは、割と「普通の」ビルド系タイムマネジメントに近い印象です。

「バカンス」や「スキーリゾート」とはかなりゲーム性が違うので、これらのゲームにはまった方も、とりあえずは一度お試しで遊んでみて、面白く感じるかどうかを判断してから購入を決めるのがいいんじゃないかと思います。

個人的には、ちょっと「スキーリゾート」「バカンス」っぽいテイストのあるビルド系ゲームとして十分楽しめたので、購入することにしました。

2011年08月13日

「バカンスエンパイヤー」もクリア!

先日、タイムマネジメントゲーム「スキーリゾートエンパイヤー」をクリアしたという話題を書きましたが、その後、このシリーズの前作である「バカンスエンパイヤー」も購入し、こちらも3日くらい頑張ってプレイして、クリアできました!


バカンスエンパイヤー

タイムマネジメントゲームが、こんな風に次々と(難しくて諦めることも、飽きて放り出すこともなく)クリアできるのって、個人的には割と珍しいです(笑)。

それだけ、このシリーズが、難易度が高くなくて、しかも面白いということだと思います。

タイムマネジメントゲーム初心者向けのゲームシリーズともいえそうですね。

2011年07月31日

「スキーリゾートエンパイヤー」をクリア!

ちまちまと空いた時間に2~3レベルずつ遊ぶというのんびりした遊び方をしていたので時間がかかりましたが、「スキーリゾートエンパイヤー」、ようやくクリアできました。

当初から、恋愛をからめたストーリーが猛烈に微妙な感じ(褒め言葉)でしたが、最後までその微妙な味わいは続き、最後も「なんじゃこりゃ?」という終わり方で満足でした(笑)。

ゲームは、ビルド系のタイムマネジメントをシンプルにまとめた感じで、レベルごとの「ゴール」に向かう道筋が予測を立てやすく、多少失敗しても時間をロスするだけで必ずクリアにはたどりつける難易度低めのチューニングが自分的にはぴったりで、こういうビルド系のタイムマネジメントで、ほぼ初めて?途中で飽きたり投げ出したりせずにクリアにたどりつけました。

初めてこういうビルド系のタイムマネジメントに挑戦する方にも向いているゲームなんじゃないかな?と思います。
また、ビルド系のタイムマネジメントに慣れた方も、ルールがけっこうユニークなので、新鮮な気持ちで遊べるのではないかと思います。


スキーリゾートエンパイヤー


ちなみに、これと同じゲームシステムを採用しているゲームとして、「バカンスエンパイヤー」というゲームも出ています(実は、「スキー」は「バカンス」の続編です)。


バカンスエンパイヤー


そして、同じ会社のビルド系タイムマネジメントで、ゲームシステムが違うゲームとして、「ホテルエンパイヤー」というのも出ています。これはオーソドックスなビルド系です。


ホテルエンパイヤー

2011年07月10日

「スキーリゾートエンパイヤー」が面白い!

久しぶりにやりこんでます。


スキーリゾートエンパイヤー

ビルド系のタイムマネジメントです。
このタイプのゲームは、たいてい難易度が上がってくる中盤あたりでへこたれることが多いのですが、今回ははまってやり込んでいます。

このゲームの特徴は、レベルごとの目的とレベル内の土地の配置で、どの場所に何を(最終的に)建てればいいかが大体最初から分かっているという点にあります。
例えば、「ホテルを2つ建てる」という目的があって、ホテルが建てられる5×5の土地が2つしかなくて、しかもそのうちの1つには既に自分以外の所有するホテルが建っている場合、基本戦略は「空いているほうの5×5の土地には自分でホテルを建てて、既に建っているホテルは売りに出たときに買収する」ということになります。

また、建物を建てる際に考慮しなければいけないのは資材(1種類)の量とワーカー(1種類)の数だけなので、いろいろな種類のリソースを複雑に生産するといったこともなく、ゲーム性はシンプルです(ただし、「観光客」という変数があり、これをちゃんと増やさないとホテルを建てても客が入りません。観光客を増やすためには、収入にはならない観光施設を作る必要があります。)

もちろん、リソースの種類がシンプルで建てるべき建物も分かりやすいからといって、簡単にゲームがクリアできるわけではありません。
最初はお金もリソースも全然足りませんから、小規模なロッジやコテージを建ててアップグレードさせていきながら収入を増やし、資材も少しずつ買い集め、売りに出た土地も適切なタイミングで買い、ワーカーも増やしたりしながら、少しずつレベルの最終ゴールに近づいていきます。

シンプルなゲームシステムでありながら、こういった「ビルド系の醍醐味、面白さ」を存分に楽しめるゲームになっていて、とても完成度が高いです。
日本語の翻訳もこなれていて分かりやすいですね。

それと、あと面白いのが、このゲーム、主人公である女性が、あこがれのスキーヤーやリゾートで出会った男性と恋愛模様を繰り広げていくストーリー仕立てになっているのですが、登場する男性のルックスが相当微妙です(笑)。
どうして主人公がこんな男性たちに熱を上げているのか分からず、共感するのが非常に難しいかも(笑)。

まあ、ともあれ、面白いビルド系タイムマネジメントゲームです。
こうったゲームに興味のある方はぜひ遊んでみてください。

2011年04月04日

今日のDaily Dealは「Incredible Express」!

ちょっと面白いゲームが、今日のDaily Dealに登場です。


Incredible Express

このゲーム、一応タイムマネジメントに分類されていますが、かなりパズルゲーム的であり、アクションゲーム的でもあります。

機関車を使って物資をピストン輸送し、必要な物資をすべて街に届ければクリアですが、線路をつないだり、ポイントを切り替えて機関車の進路を修正したりするところはかなり頭を使いますし、機関車が常に動いているところをタイミングを逃さずに次々と操作しないと失敗するところは、アクションゲーム的です。
一方で、物資Cを作るためには物資Bが必要で、物資Bを作るためには物資Aが・・・みたいな依存関係を把握して資材をあちこちに運搬するところは、ビルド系のタイムマネジメント的です。

そんなわけで、他のゲームとはあまり似ていないユニークなゲーム性をもった意欲的なカジュアルゲームですが、ちょっと難易度が高いためにリリース時は私も購入していませんでした。

が、今回、2.99ドルのDaily Dealに登場しましたので、これを機に購入しました。

こういうユニークなゲームは、これからもどんどん出てきてほしいですね。

2011年02月24日

Fix-it-Upの新作がきました!

私は基本的にカジュアルゲームではマッチ3とかマーブルポッパー、ストラテジー系・カード系・マージャン(上海)系が好きで、純粋なタイムマネジメント系のゲームはあまりやらないのですが、そんな私が大好きな数少ない?タイムマネジメント系シリーズの新作が出ました。


Fix-It-Up Eighties: Meet Kate's Parents

Fix-it-Upシリーズの最新作です。

Fix-It-Upシリーズは、クルマの修理・販売ガレージを舞台としたタイムマネジメントゲームです。

非常に大雑把にいえば、故障した車を安く買い取り、修理・塗装・チューンナップして価値を高め、レンタカーとしてレンタル料を稼いだり中古車として高く売ったりして時間内にお金を稼いでいくというゲームです。

故障した車は店の前に次々とやってくるので、その中から予算的に購入可能で、各レベルの課題クリアに役立つと思われるクルマをうまく選んで買い取ります。
買った車は、限られたガレージスペースの中で、修理してレンタカーにする車・チューンナップして中古販売する車など役割分担しててきぱきと作業を進めていく必要があります。
レベルが進んでお金がたまってくると、ガレージの外観をアップグレードしたり、新しいガレージを任されたりしてゲームが進んでいきます。

このゲーム、少し遊ぶと分かるのですが、見た目は自動車のガレージになっているものの、ゲーム性の根っこは、スパマニアとかファッション系のタイムマネジメントでよくあるような、「来店したお客さん(こちらのゲームではクルマ)をドラッグ&ドロップであっちこっちに動かしまくって、必要な作業をこなしていく」というパターンがあることが分かります。

でも、そういったゲームと決定的に違うのは、「どのクルマを買い取り、それぞれのクルマをどのようにチューンナップし、どのクルマを売りどのクルマを売らない(レンタカーに回す)か」といった、個別のクルマへの対応が自由である、という点です。
人間のお客さんは自己主張して希望するサービスを言いますが、クルマは自己主張しないので、プレイヤーの側がそれぞれのクルマをどう扱うかを決めることができるわけです。

これにより、戦略の幅が大きく広がっています。
また、特定の手順に縛られることがないので、忙しさのあまり手順を間違えて詰まってしまう、といったストレスがありません。

とても面白いゲームで、過去に出たシリーズ2作はかなり遊びこんでいます。


Fix-it-up: Kates Adventure(1作め)


Fix-It-Up: World Tour(2作め)


今回シリーズ3作めということですが、ゲーム性の基本はまったく変わっていません。
マンネリとも言えますが、カジュアルゲームにおいてはマンネリはそんなに責められることではないと思います。(安いですし、気に入ったゲーム性のゲームなら、新しいレベルで遊べることが最大の付加価値になると思いますから)
過去2作と比べると、ちょっとチュートリアルが不親切で分かりにくいかもしれませんので、このシリーズを初めて遊ぶなら、過去の作品から始めるほうがいいかもしれません。(一見複雑そうでとっつきにくい印象があるのですが、実はとてもシンプルなゲームです!)
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