2013年09月28日

フルオモ(古いけど面白い)ゲームレビュー 6.Peggleシリーズ

既存のカジュアルゲームのどのジャンルにも属さない、独自のゲーム性を持ったカジュアルゲームの傑作の1つが、この「Peggle」シリーズです。


ペグル デラックス

Peggleシリーズのゲーム性をひとことで言えば「スマートボール」です。
もはや「古い旅館や祭りの露天とかである・・・」とさえも言えないくらい古いゲームになってしまいましたが、スマートボールはパチンコの原型になったといわれる古いゲームで、木の板に穴を開けて釘を打った盤面を作り、そこにバネ仕掛けでボールを打ち込んで、狙った穴に落として高得点を狙う射的ゲームです。

そして、Peggleのゲーム内容もほとんどこれと同じで、びっしりとピンが設置された盤面に向かって砲台からボールを打ち込んで、あとは物理法則にしたがって落下したりピンに当たって跳ね返ったりするボールを見守って結果を待つゲームです。



スマートボールと違うのは、ゲームの目的が「穴に入れる」ことではなく(このゲームにも「穴」はあって、最後にそこに入るとボールを1個トクしますが、それがゲームの目的ではありません)、「画面上にあるすべての赤いピンを消すこと」だということです。
Peggleのピンは、スマートボールの釘と違って、ボールが当たると消えます。
そして、画面には青いピンと赤いピンがありますが、このなかの赤いピンを、決められたボール数ですべて消すことができればレベルクリアです。

画面には、青と赤に加えてグリーンのピンもあります。
これを消すと、しばらくの間パワーアップが有効になりますので、パワーアップをいつ取ってどう活用するか(とはいっても、欲しくないときに勝手に取れてしまうときもあって、そこがまたこのゲームの面白いところなんですが)が腕のみせどころです。

日本語版が出ているところも嬉しいポイントですね。

とても面白いゲームですが、本当にはまってしまうと、60レベルほどあるレベルをあっという間にクリアしてしまうかもしれません。

もっと遊びたい、という場合にはシリーズ第2弾として「Peggle Nights」というのも出ています(英語版のみ)。


Peggle Nights
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